02:Cresc.Dream [Dim. Dream] 青波ゆらゆら

幽かな幻想追い求めて 駆けだすその身は強かに
夜の帳が下りる頃に 魔法の宴は始まるだろう

仄暗い闇の片隅で 歪んだ次元の向こう側
時空を越えた夢の群れが 溢れて弾ける無情感

ぼやけた幻像 掠めた弾丸と 振り切れた心拍
色めく景色の流れを切り裂いて 加速し続けていく


夢幻の世界を巻き込んで 歪んだ次元のこちら側
時空を越えた夢の欠片 萃まり散り行く無常観
ぼやけた幻像 掠めた弾丸と 振り切れた心拍
色めく景色の流れを切り裂いて 加速し続けていく


幽かな幻想追い求めた 次元のあちらとこちら側
夜の支配が終わる頃に 勝者の望みは叶うのか

ぼやけた幻像 掠めた弾丸と 振り切れた心拍
色めく景色の流れを切り裂いて 加速し続けていく
歪んだ情景 散り行く無常観 宴は終わるだろう
魔法と紅夢の存在証明よ 時空を飛び越えて



04:Maniacal [Maniacal Princess] スタジオマグロフレーク

子供の頃に見た夕焼けは
特別な感情行ったりきたり
人を守って妖怪を殺し
盟友と共に歩いてきた

夢を見てる彼女は不器用に笑い
丸い目で見つめ続けていた
素敵な感情は花火のように明るく
染められて綺麗に咲いていた


正義なんでどこかに置いてきた
ただ奴らを殺すためそれだけの為で
狂気に満ちたこの月は素敵で
どこか消えそうに儚く赤く光る



05:good morning [東方妖恋談] minimum electric design

君を繋いで
朝焼け泣いて
君から冷めて
夢から醒めて

叩き起こして
伸びる影は
ここから去った
現実はあった

果て無いはずの
夜は明けて
伝わらないよ
今日もこの歌は

ひとり きりの へやの むこうには
きえた はずの あいを ささやくよ



06:まぼろし [夢消失 〜 Lost Dream] Flip Air Sound

伝えたい言葉が 見つけられないままで
言えない言葉が ため息に摩り替わる
時間が止まった この箱庭の中で
孤独に震えて 出口求めた

どこへ消えて行くのか 砕け散った夢のカケラは
伝えられない想い 姿を変えて行くこの心

見上げた空 描いたはずの夢
壊れては消えて行く 儚い虹のように
幻想の街 揺らめいた月明かり
1人歌い続けた……

辛くて苦しくて 心が張り裂けそうで
溢れる思いは この身を切り裂いてく
全てが偽り ただの幻ならば
痛みも悲しみも きっと空想(まぼろし)

何かを求め続け 彷徨い続けているけれど
いつか消えて失くしたモノなら もうどこにもないから

居場所はない 幻想(まぼろし)の街にも
それでもいつまでも ここに在り続けてたい
儚い夢 揺らめいたこの想い
孤独の海に飲まれ……
どこへ消えて行くのか 姿を変えて行くこの心
見上げた空 描いたはずの夢
壊れては消えて行く 儚い虹のように
幻想の街 揺らめいた月明かり
1人歌い続けた……



07:夢を殺す夢 [夢幻遊戯 〜 Dream War] 地雷少女症候群

天高く走る飛行機雲 いつか触れてやろうと
誰の手も借りずただ一人 目指してみたかった

山も川も 見下ろす星になりたい

日の光届かぬ場所で何かに駆られ
書き殴る設計図に青色はなかった
空を映さぬガラスは埃で覆われて
―これは私の夢を守る為の戦争

人は皆「くだらない」と謗ってばかりで
私の見た夢はどうも理解されずに
徒に過ごす時間を嘲われていると
気付いてしまったけど あえて虚勢を張る


これだ! 私が夢見た夢の形だ!

気付けば随分立派なものができたな
これならきっと馬鹿にされることもないけど…
大切なものを置き去りにしてはないか
―これが私の夢を守る為の戦争?
一人で泣いているのを見せたくなくって
“いつかこの手で飛ぶ”と夢見た空を見る
夢を追う為の夢に成り果てていると
気付いてしまったけど 尚も虚勢を張る



08:記憶の欠片 [Reincarnation] 空ノ調ベ

この声はもう 届かない
紡いだ 旋律 届けば 良いのに

触れることすら 出来なくて
伸ばした この手が 虚空を 掴んだ

時の向こう側に どうすれば行けるの?
わからないまま ただ 夢を見続けてる

記憶の欠片をすくって 集めて夜空に放つよ
流れる星の背に乗って 君まで届けばいいな

どんなに強く 思っても
私の 思いは 君まで 届かない

時の向こう側で 夜空を駆け抜ける
流れ星にそっと 願い事唱える

記憶の欠片をすくって 集めて夜空に放つよ
流れる星の背に乗って 君まで届けばいいな

いつかその時が来たら 永い夢から目覚めたら
流れる星の背に乗って 君に会いに行きたいな

君に会いに行きたいな



09:幻想ドッペルゲンガー [Sailor of Time] クロックタイムアナグラム

可能性を空間越え求めて
夢見ていた時空の果てに行けると
幻想が幻想でない世界が

時空越えた果て 夢幻さえも現
青い光が差し込んで
たいした事ない可能性でさえ
原理は狂って

この世界は 幻想が常識で
平行する 世界とは論理が違う
証明がされてないことだらけで

見覚えがある風景が意味する
自己の存在さえ
別世界ではただの一人でしかなく
笑う鏡のよう

鏡のように目に映る自分の姿は私ではなく
そこに別の自我がただ住まう
証明できない論理 求め時をかける
青い光のように時間流れ
時空越えて可能性にかける
夢物語でも
ただ、幻想を
夢見たいだけ